良い旅を

旅と珈琲、読書を偏愛する者。

「人工知能は人間を超えるか」読了

 

 

話題の人工知能、AIに関する本。
これまでの人工知能(への挑戦)の歴史を踏まえ、今後の展望が後半で語られている。
人工知能の定義は曖昧で、何をもってAIと呼ぶのかは人によって様々であるそう。故に、AIへの期待感だけが高まり、人工知能という言葉が独り歩きしているのが現状だそうだ。

この方は優秀な科学者であると同時に、哲学者であると感じた。
それは、人工知能を開発すること自体(コンピュータを人間に近づけるという点で)が、「人間とは何か?」を考える機会だからと言っていたからだ。


題名である「人工知能は人間を超えるか」という問に対する私の答えは、

人工知能は将来人間を超える、ただしそれは2016年現在の人間を」だ。

テクノロジーが仕事を奪い、その後新たな仕事を生む過程は、人間に新しいアイデアを生ませたと言い換えることができる。つまり、これまで使っていなかった脳が動かされたということだ。

人工知能というこれまでの世界を揺るがすテクノロジーが確立されたとき、きっと人間の脳はこれまで以上に活性化され、新たなアイデアを生み出すに違いない。

人工知能が出したアイデアに我々人類がどのようなアイデアを掛け合わせるのか、将来が楽しみである。

 

執筆時間13分