良い旅を

旅と珈琲、読書を偏愛する者。

話題の保育園事情について考えてみた

待機児童、日本死ねのブログ、千葉の保育園開園断念問題。

保育園まわりの話が最近話題だ。

このブログは多くの保育園開園断念問題についてニュースを集め、綺麗にまとまっている。

katoyuu.hatenablog.jp

1番反対意見で多かったのは、立地や交通事情。次に保育園まわりの騒音問題。

ニュース番組を見ていると、老人が「私は静かだからここに引っ越してきた。保育園ができるのはもってのほかだ〜」というようなインタビューだけが流れ、騒音が主な原因で開園を断念したかのようなニュースもある。メディアに流されてはいけない。

ただ、この老人の発言を聞いて、この人は自分が選んだ環境が半永続的に続くと信じているのか。変化を受け入れることがまったくできないのか?とツッコミを入れてしまいたくなった。

保育園問題は日本の社会システムの歪みを表す縮図なのか

保育園問題を見てみると、結局彼らが社会的に相対的に弱者で権力がないゆえにこういう問題になっているのだと感じる。弱者にも複数の要因がある。日本の子育て世代の若者は、社会的に少数派で資本もない最悪のパターンだと思う。

ーマイノリティ

少子高齢化社会が進むにつれ、子育て世代は減る一方。今の民主主義システムだと世代としての発言力は無くなり続ける。

ー資本もない

子育て世代は基本若い人が多い。年功序列の社会システムに属している以上、若者の賃金は低。結果として、保育士の賃金は低くなりや保、育園設立の金銭的メリット(収入など)もなくなる。

この2つの要因はスパイラルのように、悪い状況がより悪い状況を生み出すシステムになっている。

そもそも、こういう状況で無理して保育園を作る必要はあるのか?

保育園を作り、子育てパパママと子どもを救うメリット・デメリットを出してみる。

メリット

ー未来を担う子どもへの先行投資

ー若者の流入、労働人口の増加

ー地域活性化

デメリット

ー騒音問題

ー交通事情の変化、危険性

ー町に変化が起きる(現状維持が最適解の人にとって)

デメリットが保育園開園後すぐに出てくることに対して、メリットはだいぶ先の未来に現れるのだと気付いた。賛成反対派を問わず、デメリットにすぐ目が行ってしまうのは仕方ない。社会全体での子どもへの投資って、リターンがハッキリしないから難しい。あとは、余生が短い老人方にとって、数十年後のメリットなど関心事ではないのかも。そこは、社会問題を解決するために、この問題に理解を示すという手助けをして欲しいなと心の底から思う。

しかし、他人の良心や道徳心に頼らないと問題解決できないなんて、説得力も汎用性もあったもんじゃない。ただ保育園を設立して終わりなのではなく、金銭的なサポートや多様な住人が一定の理解を示せるような方針を打ち出す必要性があると実感。

 

 

さて、話を少し戻す。

保育園問題がマイノリティと資本の無さに帰結するのであれば、今後出てくるであろうあらゆる若者に関する問題もまた、この2つで全て片付いてしまう気がする。つまり、社会問題(若者世代にとって)は社会的少数派でお金もないことが根本原因の可能性が高い。当たり前か笑

この根本原因を解決する手段については、また別の機会に考えたいと思う。