良い旅を

旅と珈琲、読書を偏愛する者。

5年前の自分(新入学生)へ贈る言葉

今日私の大学で入学式が行われていた。
これから始まる新しい生活にワクワクしているのか、良い顔つきの人が多く、見てるこっちも笑顔になった。

私は大学院生で、まだ社会人にもなっていない。新入生にもの申す立場でもないので、これまでの大学生活を振り返って5年前の自分に向けて言葉を贈りたい。

学生という身分を大いに利用しろ
学生ってすごい便利な立場だ。最初、まだ学生だからと社会人に舐められることを感じていたが、裏を返せば学生だったら許してくれるってことが多いことに気付いた。自分がやりたいこと、知りたいことがあったらなりふりかまわず行動したらいい。

努力はうんこ
4年間で成長を遂げた学生は密かにというか、当たり前のように努力をしていた。
努力はうんこだ。毎日するものだけど、人に見せるものじゃない。毎日コツコツ何かに取り組むとその成果は4年後に大きく表れる。

読書しろ
興味がある本からでいい。読書の習慣は絶対につけたほうがいい。
読書をしたからこうなるというような具体的な成果は保証できないが、1つの読書が好奇心をそそり次の本へと導いてくれる。
1つ1つの読書という行為は知識という点でしかないが、振り返ってみると点が線となり知性になるのだと私は信じている。

旅に出ろ
自分の知らない場所に飛び込んでみることほど衝撃を受けることはない。
非日常で得た感覚を、普段の日常に持ち帰ってくること。そうすると新しい日常が始まる。
旅の出会いは、自分のコミュニティ外の出会いだ。自分の知らない世界がどれほど大きいのか気づくだろう。人との対話を通して得られる知見は読書やネットサーフィンの比ではない。
そして何より、イデアは移動距離に比例する。
この感覚を味わってほしい。行き場を失ったとき、日常がつまらなくなった時は、思い切ってどこかに行ってしまえばいい。自分の人生は一択じゃないことを旅はあらゆる角度から教えてくれる。

笑顔でいろ
笑顔の人のまわりには人が集まる。しかも、集まる人達もまた良い笑顔を持っている。
人を成長させる一番の要因はやっぱり人だ。よい人に囲まれたらそれだけ成長機会が与えらえる。
環境を人のせいにする人もいるが、今のまわりにいる人たちがあなた自身の価値を表していると考えたほうがいい。


良い事があってこその笑顔じゃなくて 
笑顔でいりゃ良い事あると思えたら 
それが良い事の序章です

大好きなミスチルのpaddleの一節です。よかったら聴いてみてください。

自分の頭で考えろ

この一言に行き着く。学生に対して、何かこれをしろと決めつけることは結局のところできない。がゆえに、上に挙げた文言は学生じゃなくても必要なことばかりになってしまった。結局、学生だから何かをするべきというより、人生においてやるべきことはシンプルで、どの時期においても一貫して必要なことばかりなのかもしれない。
誰かの意向に従って大学に入学した人、やりたいことが見つからずに成り行きで入学した人、大いに結構だ。
まわりと同じことをすることを善とする考え方を持つ人は、一旦その考え方と距離をとろう。自分の頭で考えるクセを付けてほしい。いろいろ考えた結果、まわりと同じことをすることが合理的だと判断しレールに乗っかるのと、思考停止状態でレールに乗っかったまま生きていくのでは、大きな違いが生まれることは間違いない。前者の場合、自分の意志でレールに乗ることを決めたのだから。

イデアの良し悪しを問わず、自分が生んだアイデアは自分の子供のように誇りを持ててしまう。どんなにチープな考えや信念でも、どこからか引っ張ってきた考えよりずっと価値があるし、自分を支えてくれる。
スティーブジョブズスタンフォードでの演説で、Your time is limited, so don't waste it living someone else's life.他人の人生を生きるな、他人の価値観で生きるなという名言がある。これは、自分の価値観、自分の思考をベースに生きていけってことだと私は捉えている。

共同体生活をする上で、人間一人では生きていけない。その中で自分の価値観で生きていくことって難しい。
でも、他人の考えを尊重する優しい人ほど、自分の確固たる意志を持っている人が多いと経験則で感じる。
言葉じゃ説明できないが、これはきっと真理だ。


新入生のみなさん、素敵な大学生活を送ってくださいね!!